河川浄化施設(20,000㎥/日~40,000㎥/日)薬品使用量の削減実証実験 
 実験目的:浄化処理の為の凝集剤の削減を目的とする。
 実験期間:2008年1月~2009年3月(15ケ月)
 

[年間比較コスト削減額試算表] 浄化設備でのPAC使用量と搬出汚泥処理の金額

  混和池 PAC(L)  汚泥混合槽 PAC(L)  苛性ソーダ(L)  搬出汚泥量(t) 
2007年   368,604 32,371.2  8,233.1  519.6 
2008年   203,922 18,067.2 2,145.6  331.2 
減少率(%)   44.7 44.2  73.9  36.3 
削減金額(\)   7,904,736 686,592  913,130  1,884,000 

試算条件:PAC比重1.2、苛性ソーダ比重1.5PAC40/kg、苛性ソーダ100/kg、汚泥処理費用10,000/tで試算

結果:全体の管理コスト削減金額は混和池PAC費用\7,904,736-(使用量44.7%削減)、汚泥混合槽PAC費用\686,592-(使用量44.2%削減)、苛性ソーダ費用\913,130-(使用量73.9%削減)、搬出汚泥費用\1,884,000
(搬出汚泥量
36.3%削減)の合計\11,388,458-のコスト削減という結果が得られ、大幅な運転経費の削減に
貢献した。

中国新聞記事(平成21年6月3日(水) 朝刊 24面)に掲載されました。

河川浄化施設での原水改善 薬注率の減少

河川浄化施設の設置事例